【カリブ海】2つの国があるセントマーチン島に行ってみた
はじめに
私は、セントマーチン島に2024年4月22日に2泊3日で行ってきました。セントマーチンの有名なビーチの写真と、セントマーチンから日帰りでいけるアンギラという世界一ビーチが綺麗な島に行きました。島にはアジア人はほぼいませんでした。特にフレンチ側は観光客も多すぎず、のんびりリゾートを楽しみたい人にはオススメです!
セントマーチン島とは?
セントマーチン(Saint Martin)島とは、カリブ海にリーワード諸島(小アンティル諸島北部)に浮かぶ小さな島です。島の北部がフランス領(フレンチサイド)、南部がオランダ領(ダッチサイド)となっております。フレンチサイドがサン・マルタン(Saint-Martin)、ダッチサイドがシント・マールテン(Sint Maarten)と呼ばれます。
サンマルタン(フレンチサイド)
サンマルタン(Saint Martin)の首都はマリゴ(Marigot)です。島には、グランカーズ・エスペランサ飛行場という空港がありますが、こちらは、商業航空機とプライベートジェットのみとなっております。フレンチサイドは、フランス文化が浸透しており、街並みがおしゃれで、美味しいフレンチがたくさんあります。
マリゴ(Marigot)
フレンチサイドの首都。バスターミナル、フェリー乗り場があります。アンギラまでのフェリーもマリゴから乗ることができます。
グランカーズ(Grand-Case)
美食の街グランカーズ。素晴らしいフレンチレストランがたくさん集まっています。
ちなみに、私のオススメレストランは、Le Pressoir です。実際に、一番いいフルコース + ペアリングを頼んだのですが、日本のフレンチに負けないぐらい美味しかったです。特に、デザートのクレープは、日本やレンヌで食べたものより、美味しかったです。
オリエントビーチ(Orient Beach)
フランスサイドで一番有名なビーチ。海は綺麗だが、砂浜に海藻がたくさん打ち上がってしまっている。オリエントビーチの一番南側には、有名なヌーディストビーチがあります。私は、実際にヌーディストビーチに行ってみましたが、ファミリーや若者もたくさんいました。以前はクラブオリエントというナチュラリスト(ヌーディスト)のためのホテルがあったのだが、ハリケーンの影響で現在休止中。しかし、ヌーディストビーチのレストランやパラソル貸し出しなどは、クラブオリエント が経営してました。ちなみに、もちろん撮影は禁止です。ビーチの前で警察が見張ってます。
シントマールテン(ダッチサイド)
首都はフィリップスブルフ(Philipsburg)です。フレンチサイドと違い、賑やかでアメリカに近い感じです。自分が観光したときは、全くオランダを感じませんでした(笑)
フィリップスブルフ(Philipsburg)
ダッチサイドの首都。セントマーチン島を訪れるほとんどのクルーズ船は、フィリップスブルフに着港します。
以下は、フィリップスブルフのビーチのマップです。バス停とかも乗っています。
マホ(Maho)
世界で一番危険なビーチ、マホビーチ があります。ビーチのすぐ横に空港があります。頭上数メートルのところに着陸時の飛行機が来るので、とてもエキサイトで有名です。着陸時のジェット噴射も圧巻です。ただし、過去に着陸時の爆風による死亡事故が起きているので、十分気をつけてください。
マホビーチでの撮影方法は以下を参照にしてください。
セントマーチンの交通情報
セントマーチン島では、公共交通機関はバスとタクシーのみとなります。レンタカーは、国際免許証が借りれます。
バス
バスは、ナンバープレートが BUS- もしくは、B- から始まります。行き先は車の窓ガラスのところに書かれています。(フレンチサイドは、一本道なので、行き先が書いてないバスが多いです。)
運賃
$1.5〜$2.5らしいですが、基本的に$2渡せば大丈夫です。降りるときに渡します。
運行時間
地元の人に聞いたところ、バスは19時ぐらいが最終らしいです。また、バスは朝の時間帯が乗りやすく個人的におすすめです。午後は観光客やタクシーなど交通量が増えます。たまに自分が行ったときは、16時ぐらいから出かけようとしても、中々バスが来なく断念しました。
フレンチサイドでは、大体30〜45分おきに次のバスが来ます。ダッチサイドでは、割とぽんぽん次のバスが来ました。
路線
バスの主要な路線は以下の5つです。
- マリゴ ↔️ フィリップスブルフ
- マリゴ ↔️ フレンチクォーター
- フィリップスブルフ ↔️ マホ
- フィリップスブルフ ↔️ セント・ピーターズ
- フィリップスブルフ ↔️ フレンチクォーター
上記以外にも朝の時間帯に一度だけマホビーチでマリゴにいくバスを見ました。
下図がバスの路線図です。黄色の線がバスが通るところです。
タクシー
タクシーは、ナンバープレートが TAXI- から始まります。値段は交渉です。ぼったくりは少ないですが、高いです。ちなみに、グランカーズ – マホで $35 でした。
タクシーは現金のみなので、事前にATMでおろしておきましょう。
ATMは、空港とマリゴとフィリップスブルフにあります。マホやグランカーズにはありません。
セントマーチンまでの行き方
飛行機
日本からセントマーチンまでの直行便はないです。セントマーチンまで直行便がある主要な都市は以下があります。
- オランダ(アムステルダム)
- アメリカ(ニューヨーク、ニューアーク、マイアミ、フォート・ローダデール、アトランタ、シャルロット)
- カナダ(トロント,モントリオール)
- プエルトリコ(サンフアン)
- パナマ(パナマシティ)
日本から行く場合は、トロント、ニューヨーク、ニューアーク、パリが乗り継ぎ1回でいけます。ただし、安く行くには乗り換えが必要なので、LAで国内線に乗り継ぎ、マイアミやフォート・ローダデール、ニューヨークを経由して行くのがオススメです。ただし、アメリカと国内線乗り換え必要の場合は、スルーバゲージができないので気をつけてください。ちなみに、アメリカの場合はESTA、カナダの場合はeTAが必要です。
SXMが少しマイナーな空港なので、スカイスキャナーだと検索に引っかからないことが多いです。おすすめの航空チケットアプリは、断然【Trip.com】 がオススメです。Eチケットが確認しやすい、日本語/英語など言語の切り替えがスムーズ、スカイスキャナーより安心して使えます。また、SXMまでの航空機もしっかり検索でヒットします。
飛行機 + フェリー
セントマーチン島へは、あらゆるクルーズ船が出ています。他のカリブ海の島を巡りたい場合は、クルーズ船でアイランドホッピングするのがおすすめです。
eSIM
セントマーチン島でモバイル回線を使いたい場合は、eSIMを使いましょう。ヨーロッパ対応は使えません。また、カリブ海周辺のSIMでサンマルタン/シントマールテンの片方しか対応していない、もしくは両方とも非対応なことが多いので、注意してください。そんな中、私のおすすめは シント・マールテンでのMobiMatterのeSIM のeSIMです。サンマルタン/シントマールテン両方に対応してます。また、セントマーチンから、フェリーで20分のアンギラにも対応しております。
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